風邪から突然の入院③
長々とすみません、これで大学病院への入院までいく予定です。もう少しお付き合いください。
28日
かかりつけ医受診が既に夕方、総合病院での検査や入院手続きが終わったのが19時を過ぎていました。
手が空いた時間に幼稚園へ電話をし、入院を伝えました。
北国のド田舎で、夕方は涼しいはずが私は汗だく。
娘は大勢の大人に囲まれ、キョトンとしていました。左手の甲に失敗した跡が2つ、点滴は利き手である右の甲に繋がっていました。
こんなに小さな手に…と思わず涙ぐんでしまう私。
病室へ行き、先生からの説明がありました。
「再生不良性貧血」「急性白血病」
この2つのどちらかだと思います。
これからH大学病院へ紹介しますので明日ドクターヘリで行ってもらいます。
ドクターヘリ!!??!?
緊急の事での驚きと高所恐怖症でそんな物に乗るのかと、色んな感情が私のなかで渦巻いていました。
一度母と代わってもらい私のみ帰宅。
シャワーを浴び、入院の準備をし再び病院へ。その時21時。娘はもう寝ていました。
22時に輸血開始。
娘の血液型のヘモグロビンの輸血でした。血小板は無かったので、大学病院へ行ってからになりました。
20mlシリンジで数回輸血でした。
看護師さんの中に娘の同級生のお母さんがいて、娘も私も励ましてもらいました。
娘の隣で少し横になるもなかなか寝付けず、結局一睡もせず4時ころトイレへ起きました。一晩泣いたせいか瞼が腫れていました。
娘も6時頃目覚めて周りを見回します。家じゃないので不思議に思ったのでしょう。
朝食とってから採血、救急車、ヘリの確認。体調の方の確認もありました。
準備が出来て、いざ救急車へ。
救急外来の出入口から乗りましたが、沢山の医師や看護師さんが見送ってくれて、なんとも言えない感じでした。
ヘリのつける場所へ行き、乗り換えです。
パイロット2名、医師、看護師、私と娘の6名。
大学病院へと向かいます。
ドクターヘリはまだ飛行機よりマシでした。
私はあのふわっとなる感じが嫌で嫌で仕方ないんですが、ヘリはあまりそういう感じがなくてビクッとなる回数が少なくて済みました。
まーちはずーっと景色を眺めていましたが、どこへ行くのか不安もあったと思います。
無事着いたあとは大学病院で再採血、レントゲン等検査を行いました。
やはり数値は悪く、早々に輸血が始まりました。
ヘモグロビンは赤い血でしたが、血小板はオレンジ?茶色?な液体でした。
輸血してしばらくすると、娘の顔色が良くなってきたのがわかりました。
その夜、また点滴、抗生剤等色々投与されました。
これから長く入院するのかどうなるのかまだわからない事が沢山で具合が悪かったです。でももっと具合悪いのはまーちなので、私は大丈夫だ大丈夫だと自分に言い聞かせました。
先生はこれから骨髄検査を数値を見ていい時にやります。ということででした。
それがあしたねなのか、週明けまでいくのか。先が見えない入院はキツい。
そして、娘と私の病気との戦いが始まりました。